学校法人松蔭女子学院創立130周年記念サイト

Message 理事長ごあいさつ

130周年を未来への新たな一歩とし 一人ひとりが輝く女子教育を 進めてまいります。

松蔭女子学院は、2022年に創立130周年を迎えます。「キリスト教の愛の精神に基づく人間教育」を実践してきた本学院の歴史は、女子教育の歴史そのものではないかと考えます。明治時代の中期、日本のみならず英国でも女子教育が十分でない時代に、英国の女性宣教師団体の機関誌『一粒のからし種』に「神戸に女学校を」という熱いメッセージが寄せられました。これに賛同した人たちの情熱により、松蔭女子学院が神戸・北野町に誕生したのです。
女性宣教師たちは「女性も男性と同様、社会や政治に貢献することは民主主義国家に不可欠」との強い思いを抱いていたと考えられます。この意志は130年を経たいま一層輝きを放ち、女性活躍が望まれる現代において、女子教育の存在意義は増しています。

松蔭女子学院は中学校から大学・大学院までの総合学園となり、今日まで6万名を超える卒業生を送り出してきました。近年の少子化の進展に対しても柔軟に対応し、進化を遂げています。とりわけ大きな分岐点となったのは、広く社会に教育モットーを伝えようと、学院はA grain of mustard seed、中学・高等学校はOpen Heart, Open Mind. 大学は Open Yourself, Open Your Futureをモットーとして制定したことです。A grain of mustard seed(一粒のからし種)という精神的支柱を共有することで求心力も高まり、フットワーク軽く質の高い教育を実践すべく、中学校でストリーム制、高等学校ではコース制のカリキュラムを制定し、大学では教育学部教育学科を開設しました。

創立130周年を迎えるにあたり、変化の時代にふさわしい新たなスローガンとして、一粒のからし種の成長を動的に表現したBe Inspired, Grow and Shineを制定しました。小さな種が成長し、やがて鳥が巣をつくるほどの木になるように、人間もさまざまな刺激を受け啓発されて個性を開花し、新しい自分を発見していきます。この成長を促すのが松蔭女子学院の教育であることを広く発信していきます。
これからも松蔭女子学院は、個性を耀かせ、周囲を照らすべく社会に貢献する女性の育成に邁進してまいります。皆さま方のご支援、ご協力を重ねてお願い申し上げます。

松蔭女子学院は、2022年に創立130周年を迎えます。「キリスト教の愛の精神に基づく人間教育」を実践してきた本学院の歴史は、女子教育の歴史そのものではないかと考えます。明治時代の中期、日本のみならず英国でも女子教育が十分でない時代に、英国の女性宣教師団体の機関誌『一粒のからし種』に「神戸に女学校を」という熱いメッセージが寄せられました。これに賛同した人たちの情熱により、松蔭女子学院が神戸・北野町に誕生したのです。女性宣教師たちは「女性も男性と同様、社会や政治に貢献することは民主主義国家に不可欠」との強い思いを抱いていたと考えられます。この意志は130年を経たいま一層輝きを放ち、女性活躍が望まれる現代において、女子教育の存在意義は増しています。松蔭女子学院は中学校から大学・大学院までの総合学園となり、今日まで6万名を超える卒業生を送り出してきました。近年の少子化の進展に対しても柔軟に対応し、進化を遂げています。とりわけ大きな分岐点となったのは、広く社会に教育モットーを伝えようと、学院はA grain of mustard seed、中学・高等学校はOpen Heart, Open Mind. 大学は Open Yourself, Open Your Futureをモットーとして制定したことです。A grain of mustard seed(一粒のからし種)という精神的支柱を共有することで求心力も高まり、フットワーク軽く質の高い教育を実践すべく、中学校でストリーム制、高等学校ではコース制のカリキュラムを制定し、大学では教育学部教育学科を開設しました。創立130周年を迎えるにあたり、変化の時代にふさわしい新たなスローガンとして、一粒のからし種の成長を動的に表現したBe Inspired, Grow and Shineを制定しました。小さな種が成長し、やがて鳥が巣をつくるほどの木になるように、人間もさまざまな刺激を受け啓発されて個性を開花し、新しい自分を発見していきます。この成長を促すのが松蔭女子学院の教育であることを広く発信していきます。これからも松蔭女子学院は、個性を耀かせ、周囲を照らすべく社会に貢献する女性の育成に邁進してまいります。皆さま方のご支援、ご協力を重ねてお願い申し上げます。

松蔭女子学院 第18代理事長 中村豊